こんにちは、ぐっとらいふ君です。今日は、私が直面した家族の経済問題を通じて、
ライフプランの重要性について共有したいと思います。
特に母のライフプランを作成する過程で、私たち家族にとって大切な気づきがありました。
母のライフプラン
父が亡くなった後、家族の経済状況は一変しました。私たち子供はすでに独立していたものの、
母はまだ働いており、私は彼女の経済的な将来に問題はないと考えていました。
しかし、110歳までのライフプランを実際に作成してみると、母の貯蓄はわずか5年で底をつく事が
判明しました。
実際にライフプランを作成した結果
ここで、実際に作成したライフプランシートの一部をご紹介します(画像参照)。このシートには、
収入、支出、貯蓄の推移など、母の経済状況が一目でわかるようになっています。
年間の収支は毎年赤字でした。そして、貯蓄も5年程度で底をついてしまう。
老後破綻でした。
下記がその時のシュミレーションです。
Financial Teacher System8を使用して作成しております。
修正案作成
直ちに修正プランを作成しました。FPとって良かったと思う瞬間でした。
結果、5年間の収支は黒字になりましたが、それ以降の収支は赤字です。
しかし、貯蓄は16年間(母93歳)で底をつくところまで延長することが出来ました。
改善後のシュミレーションです。
具体的な改善策とその効果
私たちは直ちに修正プランを立てました。具体的には、母の生活費を月額18,000円削減しました。
具体的な内訳は以下の通りです:
- 格安携帯への変更
- 地方ケーブルテレビからNetflixへの変更
- 死亡保険金の解約
また、母の就労期間を77歳から80歳まで延長しました。
これにより、貯蓄が底をつくのは16年後まで延長できました。
ライフプランシートを作成して良かったこと
このプロセスを通じて、母との間で深いコミュニケーションが生まれました。
Zoomを使って、私たちは「なぜ一人暮らしを続けるのか」について話し合いました。母は「給料が
ないと不安だったし、父と過ごした家を離れたくなかった」と語りました。
しかし、ライフプランのおかげで、経済的な不安が解消され、家族との同居に前向きになりました。
皆さんへのご提案
ライフプランの作成は、ただ数字を並べるだけではありません。大切なのは、愛する人の未来を
守るための計画を立て、その過程で家族との絆を深めることです。
皆さんもご家族のライフプランを作成することを検討してみてはいかがでしょうか。
以下のポイントに注意してください:
- 対象者の現状をしっかり理解する
- 経済的な問題点を明確にする
- 実行可能な改善策を立てる
- 家族とのコミュニケーションを大切にする
ライフプランの作成は、単なる財務計画以上のものです。それは家族の未来を守るための、
愛情深い行為なのです。
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