はじめに
どうもgoodlifekunです。
今回は友達のシングルマザーのライフプランを作成しました。
友達の許可を得て、改善前、改善後のライフプランシートを載せております。
何を改善したのかのポイントも記載しております。
相談者背景
- 会社員(39歳)退職金:1,000万円くらい
- 賃貸(家購入予定なし)
- シングルマザー
- 娘(11歳)進路希望:中学までは公立、高校は私立、大学は私立理系県外
- 保険は県民共済のみ(総合保障2型+新3大疾病特約)
https://www.kyosai-cc.or.jp/
県民共済ホームページ
相談者家計簿
収入 | 特別収支 | |||
本人 | 220,000 | 収入 | ||
養育費 | 50,000 | ボーナス | 800,000 | |
計 | 270,000 | 児童手当 | 120,000 | |
株配当 | 60,000 | |||
支出 | ||||
家賃(駐車樹込) | 56,500 | 支出 | ||
食費 | 40,000 | 車関連費 | 100,000 | |
水道光熱費 | 13,000 | |||
携帯代2台 | 13,000 | |||
日用品 | 5,000 | |||
レジャー費 | 10,000 | 貯蓄残高 | ||
ガソリン代 | 10,000 | 本人普通預金 | 2,100,000 | |
学校関連 | 12,000 | 子供普通預金 | 1,100,000 | |
習い事 | 6,500 | |||
保険料 | 3,200 | 投資信託 | 250,000 | |
本人普通預金 | 30,000 | 株 | 2,000,000 | |
子供普通預金 | 30,000 | 株用口座 | 60,000 | |
特別支出用預金 | 10,000 | |||
投資信託 | 10,000 | |||
株用口座 | 20,000 | |||
計 | 269,000 | |||
黒字 | 1,000 |
相談内容
- 毎月の貯蓄額は適切か?
- 貯蓄、投資の割合はこれで適切か?
- 娘の学費、結婚資金は母親が準備したいと考えているが可能?
- 母親の老後2,000万問題は大丈夫か?(娘に頼らず最後まで生活していきたい。)
ライフプラン表(改善前)
娘が私立高校でも毎年順調に貯蓄ができております。
しかし、母親が46歳のときに娘が大学進学になり一気に収支は赤字に以降しております。
4年後の娘が卒業のときは貯蓄が81万円になります。
母親、娘に何かが起こると対処しきれない状況になってしまいます。
続いての収支の危機は61歳以上〜65歳未満の時です。退職のため収入がなくなり、収支が赤字に
なってしまいます。しかし、退職金が入ってくる為この5年間は問題なく生活が可能かと思います。
娘の結婚式金は娘貯金で十分に貯められいると思います。
結論として、母親が46歳〜49歳までが対処できれば下記の母親の希望は叶えられそうです。
- 毎月の貯蓄額は適切か?
- 貯蓄、投資の割合はこれで適切か?
- 娘の学費、結婚資金は母親が準備したいと考えているが可能?
- 母親の老後2,000万問題は大丈夫か?(娘に頼らず最後まで生活していきたい。)
Financial Teacher Sysrem8 より
問題点
①母親が46歳のときに娘が大学進学になり一気に収支は赤字に以降しております。
4年後娘が卒業の時は貯蓄が81万円と母親、娘に何かが起こると対処できない状況になってしまう。
②老後の資金は投資信託、株式が必要になる為リスクがある。
③母親になにかあると娘に残せるお金が400万〜1,000万と少ない可能性がある。
提案内容
改善前は娘の貯金を結婚資金に使用していたが、母親が46歳の時に学資として使用すると、
母親が49歳のときで貯蓄が521万円となり、母親の1年間の収入より少し多めの為、母、娘になにか
起こったとしても対処出来ると考えます。
改善前も娘が27の時に結婚と仮定しておりますが、改善後、娘が27歳(母親55歳)のときの
貯蓄額は1,667万円となっておりますのでここから100万出しても問題ないと考えます。
娘が大学卒業後、母親がまだ働いている間(母親50歳〜60歳)は母親自身の貯金を考えて
ライフプランは作成しております。しかし、娘が大学卒業時点で貯蓄が521万あるので、
50歳からは貯金ではなくiDeCo活用して行くほうが税金対策にもなり良いかと考えます。
また、39歳から続けておられる株式への投資ですが、これは母親の投資の知識があるか、ないかで
変わってきますが株式はリスクが高く、税金も約20%掛かるので、つみたてNISAで投資信託、又は
ETFなどに変更してみることも検討してもいいかと思います。
55歳くらいまで掛け捨ての生命保険に入っておくと母親ご自身に万が一があっても娘さんは
困らずに生活できるかと思います。
上記提案を行えば、より安全に、確率高く母親の希望を叶えられるのではないかと
考えております。
ライフプラン表(改善後)
Financial Teacher System8より
最後に私の経験談
お子さんが奨学金も検討されてますが、母親は頑張って母親自身で学費も払っていきたいと
お考えです。
私の家庭環境も私が小学校〜大学まで母親の片親でした。その為、母親と兄弟と生活費、
学費について話をしておりました。
家族で家計について話をしてたことは本当に良かったと思います。
子供も母親を助けたい、自身で出来ることはやっていきたいと考えています。
友達のシングルマザーにも、お子さんと話をしながら生活をされていくことを
ご提案しております。
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