在職老齢年金|老齢厚生年金が減額!60歳以降の働き方について

在職老齢年金

はじめに

どうもgoodlifekunです。

最近、年金ネットで自分の年金受給額をシュミレーションしていました。

その時に、衝撃が走った事があったのでblogに書きます!!

年金シュミレーション

下記のように3つの条件の中で5年間受給期間を遅らせる繰下げを行い、どの条件が最も年金を

増やす事ができるか?の検討を行っておりました。

①60歳で定年を迎えその後、働かずに70歳から老齢厚生年金をもらう場合

②60歳〜65歳まで頑張って厚生年金に加入しながら収入をある程度高く(老齢厚生年金の年金月額+  総報酬月額相当の額が47万以上の時)して働き、70歳から老齢厚生年金をもらう場合         

③60歳〜65歳まで厚生年金に加入しながら収入をある程の収入(老齢厚生年金の年金月額+総報酬月額相当の額が47万未満の時)で働き、70歳から老齢厚生年金をもらう場合

皆さんは①〜③の中で70歳の時にどの条件が一番老齢厚生年金が受給できると思いますか?

意外なシュミレーション結果

私は厚生年金に長く加入して、高収入である②が一番老齢厚生年金額が高くなると思いました。

しかし、最も老齢厚生年金が高額になったのは③でした。

「えっ!!!」頑張って働くと老齢厚生年金額がさがってしまうの??

「なんで??」「なんで??」でした。

そうです、在職老齢年金という制度が関係しております。

これにより60歳以降の働き方で老齢厚生年金が調整されるのです。

65歳以上で厚生年金に加入しながら働くことが出来て、老齢厚生年金の年金月額+総報酬月額相当

が47万円以上になると調整という名の減額が出てくるのもその一つです。

60歳以上65歳未満は27万円以上です。

在職老齢年金とは

70歳未満の人が厚生年金に加入しながら働く場合、70歳以上の人が厚生年金制度を設けている

会社で働く場合には、老齢厚生年金の額と給与や賞与(総報酬月額相当額)に応じて、年金の一部

又は全額が支給停止となる場合あります。これを在職老齢年金と言います。

今回私が行った年金シュミレーションでの重要ポイント

老齢厚生年金を繰下げても支給停止になった金額は増額の対象外です。

そのため、②のような働き方をすると繰下げても老齢厚生年金が増えないと言う状況になります。

65歳〜70歳まで老齢厚生年金が全額支給停止の場合、65歳〜70歳まで老齢厚生年金を繰下げても

ほとんど年金が増えないということになります。

まとめ

60歳以降の働き方は在職老齢年金を理解しながら決めていこうと思いました。

皆さんも、在職老齢年金を踏まえて60歳以降の働き方をお考えいただくと良いかと思います。

それでは、以下に60歳〜65歳未満の在職老齢年金、65歳以上の在職老齢年金の

具体的計算方法を日本年金機構ホームページより引用しております。そちらを確認して下さい。

65歳より受給する老齢厚生年金の月額−在職老齢年金額=受給できる老齢厚生年金の月額です。

そして、老齢厚生年金を繰下げた場合、この受給できる老齢厚生年金額を

繰下げたことになります。

年金ネットを活用すればジュミレーションもすることが可能です。

是非、ご活用下さい。

60歳〜65歳未満の在職老齢年金 具体的計算方法

日本年金機構ホームページより

下記の説明は日本年金機構ホームページからの引用になります。

65歳以上の在職老齢年金 具体的計算方法

日本年金機構ホームページより

下記の説明は日本年金機構ホームページからの引用になります。

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