はじめに
白内障手術、角膜移植術、関節手術、心臓手術、心臓移植、人工透析、腎移植、小腸機能障害に
対する中心静脈栄養法等を受ける可能性がある方、自立支援医療(更生医療)をご存知ですか?
自立支援医療を申請し、申請者の所得状況で医療費の毎月の上限額が設けられる医療費の
公費負担制度です。
自立支援医療とは
18歳以上の身体障がい者の障がいを軽減して日常生活能力、職業能力を回復・改善することを
目的として行われる医療です。
都道府県で指定された医療機関でのみ受けられます。ご自身のお住まいの県のホームページで
検索されてみて下さい、医療機関を確認で切ると思います。
対象となる疾患区分
・視覚障害によるもの
・視覚、平衡機能の障害によるもの
・音声機能、言語機能またはそしゃく機能の障害によるもの
・肢体不自由によるもの
・心臓、腎臓、小腸または肝臓の機能の障害によるもの
・ヒト免疫不全ウィルスによる免疫の機能の障害によるもの
対象となる障害
・障害が永続するもに限られる。
対象とななる医療
・確実な治療効果が期待しうる治療です。
・主な例としては
白内障手術、角膜移植術、関節手術、心臓手術、心臓移植、人工透析、腎移植、小腸機能障害に
対する中心静脈栄養法等があります。
対象者について
18歳以上で身体障害者手帳を所持しており、かつ医療保険に加入している方です。
18歳未満の方は、育成医療の対象となります。身体障害者福祉法上の身体障害者手帳の交付を
受ける事が必要になります。
自己負担の概要(厚生労働省ホームページより)
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0428-1d/03.html#3
まとめ
白内障手術、角膜移植術、関節手術、心臓手術、心臓移植、人工透析、腎移植、小腸機能障害に
対する中心静脈栄養法等を受ける可能性がある方は、自立支援医療を申請し、受給者証の交付が
貰えれば所得に応じて負担上限額が2,500円、5,000円になる可能性があります。
この制度を利用するには身体障害者福祉法上の身体障害者手帳の交付が必要になります。
ちなみに65歳未満であれば障害年金が受給できるかもしれません。障害基礎年金、障害厚生年金に
ついても下記のblogで紹介してますので確認してみて下さい。
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